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コラム

エアオーシャンマガジン、寄稿に寄せて

初めまして、ジオグラムス株式会社代表の伊藤広大と申します。今回刊行された本メディア、空と海のテクノロジー情報を伝えるエアオーシャンマガジンへ、イチ執筆者として寄稿させて頂く事となりました。

【ジオグラムス株式会社】 http://geograms.jp/

この記事を書いているの2020年3月は、今後世界史にも大きな足跡を残すであろう「COVID-19」の猛威が吹き荒れている真っ最中。まさに世界が激動の最中に有り、誰もが未来を見通せず、戸惑いと不安の中で日常を生きています。過去に起こった大災害の例を出すまでもなく、今後は私たちの世界は大きく変わり、前向きにも後ろ向きにも変革していく事を余儀なくされることでしょう。今この歴史に立ち会っている現役世代は何とかこの時代を生き抜き、ひとりひとりが次の世代に繋がる規範を作っていく必要があります。





無人機とクリエイティブ

こちらが私が本メディアへ寄稿させて頂く記事のテーマです。私自身はクリエイティブ制作を主戦場とする人間でしか無く、こうした時代の先頭に立つロールを担っているわけではありません。確たる考察を指南する立場にあるわけでも無く、コロナ時代をハックする記事を書ける立場でもありません。

ただ、生き抜くのみ。

一方で今後生き抜いていく為にも、自社の事業コアとしても掲げる”無人機”と”クリエイティブ”。この二つを掛け合わせた価値という点に関しては(一つの視点として)未来を提示していく必要があるなと考えています。現状を鑑みてどうでしょうね。前者、無人機を使った映像制作はルール作りが進み、以前のように自由なフォーマットでの撮影は行えない状況です。後者はコロナ禍の影響も甚だ、その役割は大きく変わろうとしています。

Drone Movie Contest 2020 – デジタルハリウッド株式会社 https://www.dhw.co.jp/robotics/contest/

やはりコロナの影響で今年秋へ開催延期となってしまった本コンテストですが、結果については先行してオンライン公開となりました。今回は私も審査員の末席に加えさせて頂いておりますが、この審査をする過程で幾つか感じたことがあります。そしてこの感情は「停滞」「転機」「可能性」といった単語に集約されます。(以下は本コンテスト結果発表に際し、私が出させて頂いたコメント)

本コンテストはドローン×クリエイティブの可能性を指し示すという趣旨で行われており、機材の縛り以外はほぼ制限も無く、様々な作品が集まっていたと思います。特に今回はMavic miniや水中ドローン等、機材の多様さが際立っていました。どの作品も楽しく拝見させて頂きましたが、率直に言えば、空撮映像表現の停滞を感じたのが正直な所です。空撮は撮影体験自体とても楽しいものです。が、まだまだ機体性能に頼り、個々の創造性を映像に載せきれていないのではないかと思います。一方でドローンとはどういう撮影機材なのか、空撮映像とは何なのか、何を伝えられるのかを考える余地が有るという意味で、まだまだ可能性が残されていると感じました。

「Drone Movie Contest 2020」受賞結果発表!|デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー(PR TIMES)

然るに、我々に今出来る事は「家から出ない事」。私たちが今起こせる数少ない行動です。近い未来、また空や海にドローンを放てる時を心待ちにしつつ、今はこの試練を編集部や読者の皆さんと共に乗り越えられる事を願っています。

一方で、今後は空海ドローンを使った作例記事などを書いていこうと考えていたのですが、機材が届かず外にも出られず、さっぱりネタがありません。目下、私はこの試練を乗り切るべく頭を捻り切って行きたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。