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コラム

進化を続ける水中ドローンとは?

はじめまして、エアオーシャンマガジン編集部、佐野と申します。
これから水中ドローンについての連載を担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします!

まずはじめに簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は、学生時代にバスケットボールに情熱を注ぎ大学生の頃に全国大会に出場しました。そんな学生時代にもう一つ興味を持ったものがあります。それはカメラです。それからカメラについて独学で、勉強を始め3年目になります。カメラ歴は浅いですが少しずつではありますが知識を増やし、写真の面白さをさらに実感すると同時にカメラの奥深さを感じております。
カメラを始めてから1年後、先輩が持っていたドローンに魅了され、ドローンの撮影もやりたい!とドローンでの撮影も開始。現在では一眼レフカメラとドローンを使った撮影と映像編集を日々学んでいます。
カメラもドローンもまだまだ経験は浅いですが、こんな映像を撮りたい!こんな風にかっこよく撮ってみよう!と考えながら撮影、編集を行っています。
そんな、カメラ、ドローン、映像大好き人間です。
一眼レフ、ドローンもまだまだ勉強中ですが、それに加えてここ最近、私が一番熱中しているのが「水中ドローン」にです。水中ドローンを使って見た水中の映像に、カメラ、ドローンに続き、またまたやられてしまいました(笑)
水に入らず、水中の神秘的な映像を見て、撮影することができるこの水中ドローンの素晴らしさを、もっとたくさんの人に知ってもらいたい!そんな思いから、この連載をスタートいたしました。
そんなカメラ好き、ドローン好き、水中ドローン大好きな私の連載に、みなさまぜひお付き合いいただければと思います!
またDrone Movie Contest2020に出展した作品をご覧いただけたら幸いです!!

Drone Movie Contest2020提出作品

世界の小さい島国!海洋大国 日本!

ここ数年、空を飛ぶドローンがすごい勢いで広がりを見せ、もはや知らない人はいないと言ってもいいくらい、テレビでドローンの映像が使われていたり、荷物配送や農業での活躍のニュースを見るようになりました。
そんな中、最近では、水中を自由に泳ぐ「水中ドローン」というものが少しずつ広がりを見せてきました。空のドローンに比べると、みなさまにはまだまだ聞きなれない名前かもしれませんが、実は様々な業界で徐々に注目を集め、利用されるようになってきているんです。

世界の70%は海に囲まれていて、そして95%は未知の世界と言われています。
その世界にあって、島国である日本は四方を海に囲まれています。全国47都道府県の中でも海に接していない県は8県で、交通、レジャー、漁業、運送・・・と、日本人は海と密接にかかわって生活をしています。排他的経済水域の海洋体積が世界4位ともいわれる日本は、内閣官房総合海洋政策本部事務局が指揮を執り、海洋の開発、利用、保全などの様々な活用を進めています。
そういった環境からも多くの場面での水中ドローンの需要が見込まれています。

水中ドローンとは?
「水中ドローン」という言葉が使われるようになったのは、空のドローンが登場してから。元々は水中ロボットの一種、ROV(Remotely Operated Vehicle)と呼ばれる、水中の調査観測に使用されるロボットの一種です。
「水中ドローン」と呼ばれるようになった機種の歴史はまだ浅く、従来からあるROVに比べ、小型で安価で扱いやすくカメラを搭載し、水の外から操縦しながら水の中を自由に撮影できる小型の無人潜水艦という感じでしょうか。
水の中では電波が届きにくいため、ほとんどの機種はケーブルでつながっていますが、多くの機種は高性能カメラを搭載し、0m~30mの浅瀬の撮影や船底の点検を行ったり、100m~300m潜水可能な水中ドローンでは深海の水中撮影や海底調査など、人間が簡単に行くことのできない水中の景色を私たちに見せてくれます。未知の部分が多い水中ではまだまだ活用用途は無限大にあると思います。
その中で既に水中ドローンが活躍し始めている用途・事例を紹介したいと思います。

水中ドローンの活用
水中ドローンの用途は、大きく2つに分かれます。
1つ目は産業目的です。
主な用途としてはインフラの点検や、漁業関係での活用、生物調査などがあります。既に、養殖場の設備や定置網の点検、船底調査、ダムの点検などに徐々に水中ドローンが導入され始めています。
その他にも災害や水難事故による人命救助の用途も進んでいます。
あまり知られていませんが、年間水難事故は1000件以上発生しています。中でも水中で行う作業中の事故例が多いです。水中で起きる事故は目撃者がいないことがほとんどで、事故の当事者も事故の状況を伝えることが難しく、事故の詳しい状況が解明できないことが多いそうです。そこで水中での作業者を見守り、管理するカメラとして水中ドローンの導入もされはじめています。
安全面やコスト削減、効率アップなど導入することで様々なメリットがあります。

2つ目はレジャー用途で、釣り、海水浴、ダイビング、水中撮影などの活用です。
釣りで魚がエサを食べる瞬間を撮影したり、ダイビングの記念撮影、水中の状況確認など趣味やレジャーのお供としても使われています。水中撮影を手軽にでき、趣味との組み合わせ方によって楽しさは何倍にも広がります。地上にいながら、手軽に水中散策ができたり、VRゴーグルを使えば実際に泳いでいる体験も可能です。私も最近は水中の映像に魅了されています。
編集部にも釣り好きのスタッフが居るんですが、釣りとの相性は最高!と言っていました!笑(その記事もアップされていますので是非ご覧ください!)

【ブラックバス釣り✕水中ドローン】夢のコラボが実現!!釣り人の憧れを満喫!(CHASING DORYのレビューもあるよ)
https://magazine.airocean.jp/archives/1785

水中ドローンは、2016年頃から中国のメーカーを中心に開発が進み、2018年にはさらに高性能な機種の開発が急激に進みました。今ではたくさんのメーカーが開発を競い、たくさんの機種、機体が販売されています。わずか4年間で、すごいスピードで進化を続けている水中ドローンですが、認知度はまだまだ低く、知らない人や見たことがない人がほとんどだと思います。ぜひこれからの活用が進む素晴らしい水中ドローンに興味を持っていただきたいので、次回はそのたくさんある機種の中から1機種についてご紹介いたします!
水中ドローンにちょっと興味が出てきた方は、ぜひ私の連載も楽しみにしてください!