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クリエイティブ感覚を養うインプット。参考になるSNSアカウントを4つほど

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こんにちは、伊藤広大です。今回は私が普段フォローしている動画制作関連アカウントをご紹介します。

前回までは「視て学ぶ」という視点でいくつかの海外コンペティションをご紹介してきましたが、高品質ひいては時代の先端を行く動画・映像を制作し続ける為には、同じ時代を生きるクリエイターの成果物を研究しながら実践し続け、応用を重ねて自分のモノにする。というルーティーンが重要だと考えています。

才能有る人はいきなりゼロからイチを生み出せるのかもしれませんが、私のような凡人は各種領域で先端を走るプレイヤーの作品から感じ取れるエモーション、ないしビハインドシーンから作り方を学び、同期し続ける事が重要なのであります。

Facebook
・Cinematography@cinematogr
・AirVūz@AirVuz

youtube
・Brandon Li
・Peter Mckinnon





Cinematography@cinematogr

https://www.facebook.com/cinematogr/videos/3022272041162568/

↑は被写体のめまい・パニック・妄想といった表現を可能にする撮影手法、”Snorricam shot”を紹介するエントリー。

@cinematogrはグローバル規模でのMV、映画、テレビ撮影のビハインドシーンやテクニックの紹介、撮影機器やコンテのTIPSなど、普段あまり目にする事の出来ない舞台裏を紹介しているFacebookページ。歴史は古く2011年から運営されており、多大な情報が蓄積されています。

性質上多大なバジェットがかかっている作品を対象としているようですが、例えばモーションカメラを使った演出であれば、ドローンを創造的に使う事で代替出来ないか。或いは後述のPeter Mckinnon氏がやっているように撮影手法をハックし応用出来ないか。こうしたシーン演出のヒントを貰う意味でとても参考になるアカウントです。あと、有名作品の舞台裏は見てて楽しい。

Facebookページはこちらから→@cinematogr

AirVūz@AirVuz

https://www.facebook.com/AirVuz/videos/1112145472481657/

DJIが運営するSkypixelと並ぶ世界最大級の空撮映像共有サイトのFacebookページ。

登録者数は2018年時点で13,000人以上。投稿本数は80,000件を超える等、とてつもない規模感のサイトです。更に毎週賞金付きのコンテストが開催されており、ピックアップされた作品は同社アカウント上で一般公開。Weeklyでの勝者は当年のDrone Video Awardsへの参加権を得ます。更に年間での優勝賞金は10,000$(と超豪華な賞品)。

全てを網羅しているのはサービスサイトですが、Facebookページではこれらをレコメンドする形で作品映像が投稿されています。

また先日、毎年非常に高品質の作品が集まる空撮映像コンペティション、New York City Drone Film Festivalを買収した事でも話題になりました。

Facebookページはコチラから→@Airvuz

サービスサイトはコチラから→Airvuz.com

Brandon Li

トランジションが神技。もはやどう繋いでいるのか解らない。

ちょっと趣向は変わり、ビデオグラファーであるBrandon Li(ブランドン・リー)氏。(※李小龍の息子さんとは別人)

彼のYoutubeチャンネルは自身のプロダクションで制作するショートフィルム、Vlog、ポートフォリオなどのコンテンツも有りつつ、これらをどう撮っているのかを解説するビハインドシーンがよくまとまっています。

特に参考になるのはトランジションや音楽・効果音の使い方といった「繋ぎ」の部分。流行りのアクティブな繋ぎでありつつも、ソフトウェアに頼る事無く自然に繋ぐ手法は素晴らしい。撮影に使用している機材紹介も詳細的で、似た撮影スタイルで活動している身として全方位的に勉強させてもらっています。

また彼の動画ではスタビライザを使った「空撮っぽいカット」が多用されており、この意味でもDronegrapherの参考とするポイントが沢山有ります。

youtubeチャンネルはコチラから→Brandon Lee

Peter Mckinnon

発想と感覚。

本記事執筆時点でのフォロワーは470万人。世界的にも著名、人気な写真家Youtuber。彼の魅力は美しくも独特なカラーグレーディング、そして上記「8 Camera HACKS」のように、日用品を撮影機材の代替として使う発想力。大いに参考とさせて頂いています。例えばこんな感じ。

ワンランク上の動画表現を目指すなら、重要なのは兎にも角にも照明である・・・とはよく言われる事ですが、Peter氏のようなルックを目指す上でも重要なのは光源の捉え方、陰影の作り方に有ると思うのですよね。

で、実践してみたのが上記カット。伊豆の原生林で撮ったドローンカット(※Mavic2を据置)を切り出した一枚ですが、左上から差し込む陽光は実物ではなく、山へ入る時に持参したLEDライト。太陽の光ではありません。

多様な機材を使える環境であれば別ですが、そうではない屋外撮影やワンマンスタイルでの作品制作では、こうした動画をハックしながらエモーションへ繋げる発想、とても役立つ筈です。

Youtubeチャンネルはコチラから→Peter Mckinnon

コンテンツ動向を掴む

動画制作に役立つ4つのアカウントをご紹介しましたが、参考とするべきメディアは数多くあります。初めはスクールやサロンに入るのも良いかもしれません。ただトレンドは移り変わるもので、物事を世に広く告げる為の動画・映像を作る為には常に動向を掴み、同期し続ける必要が有ります。

或いは自分のスタイルを確立させたとしても、いずれは陳腐化してしまうもの。様々なフォーマットで次々と動画コンテンツが生まれる今の時代、この周期は途轍も無く早い。と、私自身も感じています。

優れたクリエイションを目指す方、或いはクライアントとしての目を養う意味でも。視て学ぶ姿勢、とても大事です。

そして無人機空撮、水撮への応用。

通常の撮影と比べ、両手法共にまだまだ研究は進んでいない印象を受けます。クリエイティブに関わる情報発信はかなり少ないか、あまり深い所へ突っ込んだTIPSも見当たりません。この点、上記のようなアカウントらで発信されている内容を咀嚼し、自分自身で応用・実践を続けていく必要があります。