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水中ドローン

新規ビジネス到来!水中ドローンの活躍が期待される7つの分野

水中ドローン

皆さんこんにちは。水中ドローン大好き人間の植木美佳です。
水中ドローンビジネスに携わって、よく質問される事、ダントツ第1位!

『水中ドローンって何に使うの?』

直球ですが、まだまだ認知度が低い水中ドローンならではの課題。
という事で、今回は水中ドローンの可能性と活躍が期待される7つの分野について紹介したいと思います。

水中ドローンって何?
ドローンといえば一般的には空中を飛ぶ無人航空機を想像する方が大半でしょう。それでは水中ドローンって何?
『水中ドローンとは、水中で潜水潜航可能な遠隔操作型の小型潜水機の通称です』

一昔前は水中ロボットやROV等と呼ばれていましたが、近年、空中ドローンの開発が進み、バッテリー・プロペラ等が軽量化され、その技術が水中業界にも用いられ小型化したROVが登場し「水中ドローン」と呼ばれるようになっています。(※諸説あります)
操縦者は遠隔操作により機体を制御する事ができ、空中ドローン同様に搭載されたカメラで水中の撮影が可能です。複数のスラスター(プロペラ・モーター)から360度全方向移動が可能な機体、高画質・高精細カメラ・ズームを搭載した機体、潜水可能深度が100mを超える機体、オプションでマニュピュレーターやソナーを搭載できる機体など、水中ドローン業界は凄まじいスピードで技術革命が起きています。
低価格・高性能・多機能を実現した水中ドローンは、個人でも手軽に購入できる時代になり、産業用途では新たな水中ビジネスを生み出す可能性を持っています。

利活用用途

①プロモーション・撮影
最近ではテレビで空中ドローン映像が使用されているのが、当たり前の時代になってきましたが、水中ドローンの映像も同様にテレビ業界でも注目され、これまでは難しかった水中生物の映像を中心にした番組なども放送されています。潜水深度が深くなればなるほど、人が潜水しての撮影することは難しくなってきます。水中ドローンは、その未知の世界の映像を手軽に届けてくれます。テレビ、CM、レジャーの水中撮影、釣り、水産資源が豊かな日本の自治体観光PRなど、活用の可能性は無限です。

調査・点検
海洋関係の土木工事・湾岸施設・建設の建設工事を中心とするマリコン企業では、点検や劣化状況の調査のために水中ドローンを活用しています。
近年の水中ドローンは、ただ単に撮影するだけではなく、レーザースケーラー、ソナー、サンプリング採取機、ガンマ検出器など様々な機材を搭載する事が可能で、より効率化した業務を行う事が可能です。
老朽化が懸念されているダムでは壁面、堤体面を水中ドローンで撮影しながら、リアルタイム映像を陸上で確認できます。取水口スクリーン、水循環装置、堆積物の状況、流木捕捉網、暗渠の点検、 排水口の異物調査もでき、問題を早期発見し、予防策を講じることに役立ちます。

③漁業(養殖・定置網)
漁業での水中ドローンの活用は政府・水産庁も注目しています。
養殖場や定置網の点検などに既に水中ドローンが使われており、魚の生育状況・網の破損や結び目点検など、様々な角度で効率よく確認する事が可能です。
また、スラスターの静音設計により魚を脅かす心配もありません。
大手養殖事業者は、魚の生育具合や死骸の除去・網の破損など、毎日潜水士が潜って確認、作業してきましたが、水中ドローンの登場により、厳しい環境での作業を行う潜水士の負担が減り、人手不足も解消。圧倒的な効率化と、低コスト化に繋がりました。

④海上輸送・造船業
海上を航行する船は、速度の低下や燃費悪化等を防ぐために、定期的に船底点検や清掃を行う必要があります。その作業は潜水士が潜り目視確認する方法や、ドック(船渠)と呼ばれる修理設備に上架しメンテナンスを行なう方法で行われてきました。
水中ドローンの登場により、潜水士が潜ることなく高性能カメラの映像をリアルタイムで陸上で確認する事ができるため、日光が届きづらい場所でも明るいLEDライトで照らしての点検が可能となります。また最新機種の水中ドローンでは、様々な角度でアプローチ(360度全方向移動)する事ができ、活用の幅が広がりました。

水難救助
全国の消防や海上保安庁などで水中ドローンの導入検討がされています。
潜水隊員が潜る前の水中の安全確認や、水深や視界不良や狭い場所での潜航、
潜水隊員の手助けをする水中ドローンも開発されており、事故や災害時での活用が期待されています。

2020年6月 /会津若松消防本部水難救助訓練のご紹介

水中生物の生態調査
人間が潜る事ができない深さを水中ドローンは潜航する事が可能です。
今まで大掛かりな機材と専門的な知識を有する人員が必要となり、コスト面からも手軽に行うことは難しい状況が続いていましたが、低コスト且つ高性能が登場し誰もが簡単に水中生物の探索・生態調査をする事が可能です。

⑦エンターテイメント
近年、水中ドローンでの新しいエンターテイメントが注目されています。
水族館では水中ドローンが撮影した映像を通して、まるで水槽の中を魚と一緒に泳いでいる気分を味わえる企画や、自ら水中ドローンを操縦して、生き物を間近で観察することも出来る為、生きる苦労や新しい発見に繋がります。
もしかすると、空中ドローンレースのように、水中ドローンレース時代もやってくるかも!?

いかがでしたでしょうか!
私の見解としては、空中ドローンの5年前を水中ドローンは追いかけているような感覚です。海洋国家の日本。今後の水中ドローンの可能性に乞うご期待ください!